先日、理学療法士の方の御協力を頂き、リハビリ講習会を実施致しました。在宅高齢者・障害者の増加でサービス提供者の存在が不可欠となっている現在、今後益々質の高いサービスを求められる事は間違いありません。

 その中で、日常動作では欠かせない移乗の講習を受けました。寝たきりの方や障害のある方にとっての動きの制限は日常生活を極限に狭くしているものです。しかし、上体を起こしてベッドサイドに腰掛ける、そして車椅子や椅子に移るというなにげない動作はその方にとって身体的にも精神的にも、より自立したものへと導きます。ですが、個々の身体状況・残存機能も異なる為に移乗動作には多くの危険が伴ないます。

 きちんとした知識と細心の注意が欠かせないのと共に、ご本人に不安を抱かせずリラックスしていただいた状態で関わることが欠かせません。








 今回の講習会では理学療法士の方から基礎的な移乗動作を学び、参加者それぞれが当事者の立場を体験しました。そして、鍼灸マッサージ師として在宅の方々を治療する上では必要不可欠な場面であることを、参加者全員が再度認識しました。日常的な一連の動作は慣れと気の緩みを生じますので、自分を原点に戻す有意義のある講習会になったと思います。