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2023.04.22
『 三療師は、今こそ、リハビリを始めよう 』
カテゴリー赤本
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以下は、弊社の社長の著書 「三療師は今こそリハビリをはじめよう」の所感をいただいたものです。

私はこの仕事に就いた当初は、スポーツトレーナーを目指していました。
以前勤めていた会社では、スポーツトレーナーを主に活動しており、私もいつか有名選手のスポーツトレーナーとして活躍したいと希望し入社しましたが、実際はスポーツトレーナーとして活躍できるのは、有資格者で、無資格者だった私はアシスタントとして同行したり、治療院で技術取得の練習や雑務が主な仕事でした。
しかし資格を取れば現場で活躍できると思い、マッサージの学校へ入学を決めましたが、通学中に会社の経営方針が変わっていき、卒業して資格を取得した頃には、リラクゼーション店舗の運営を任されていました。
私は数字を見ることが大の苦手で、店長にはまったく向いていない上に派遣スタッフの技術、シフト、給与計算をし、昼夜問わず働き全てが自分の目指していたものからかけ離れており、有資格者というだけで、まさに便利屋でした。
しかし、その中でも私なりに良い面を見出そうと努め、沢山の人を施術できることや、頭を悩ましながらも人の上で仕事をしたりと、色々な社会経験をさせてもらっていることに感謝をしながら、仕事に取り組んでいました。
でも、やはり私はそういったことで頭を悩ますより、1人の技術者として本当に困っている人の為に頭を悩ませたいと思っていました。
アメニティーに入社して一年が過ぎ、周りの人に助けてもらいながら、私も少しばかりのプライドを持って仕事ができてきたように感じています。
パートナーシップとしてインテレクトディレクターの方々や経理の方々など、私の日が手分野で活躍してくださる分、私も患者さんの施術に集中することができます。
188ページに書かれているように、今後は超高齢化社会の中で福祉の一環をなしていくには、同業者との差を明確にするための法律的・財務的にクリーンであることはもちろんのこと、会社方針第一条にあるように、人として思いやりのあるビジネスを提供していかなければならないと思います。
先日、担当していた患者さんが亡くなられ、その方を通じて感じたことは、亡くなられた後での姿勢・対応ひとつで、その方の人生の価値を大きく変えてしまうということでした。
私達が対象としている患者さんは、人生の終末期が近いことは避けて通れないし、だからこそ私たちにしか出来ないこともあると思います。
亡くなられた後でも、ご家族を含め、最後まで私達が思いやりのある行動を心掛けていれば、この会社に対しても価値を見出してくれるのではないかと思います。
また、このように感じたり、どうすべきかなどと頭を悩ますことで、この仕事をしている自分に、少しだけプライドを持つことができたように感じます。