東京都内で開催した「第9回在宅医療推進会議」(国立長寿医療研究センター開催)で、副座長の大島伸一(同センター名誉総長)は、日本における在宅医療が「明らかにセカンドステージに入った」と見解を示しました。
また、この「セカンドステージ」は在宅医療に関係する専門職種の団体などが、責任を持って内容の充実を図る必要があるとし、会議に参加された方々に「先頭に立ってやっていってほしい」と訴えかけました。
なお、全国国民健康保険診療施設協議会の山口昇常任顧問は、在宅医療を推進する為、「社会的要因としての受け皿不足が解決されないといけない」と指摘をし。これらの問題解決に向け、地域住民などとの連携を深める必要があるとの見解を示しました。
専門職種が先導していくことは勿論のこと、地域住民との連携が今後の在宅医療の推進には不可欠ですね。